やむやむ

 今日は用事があって私の元職場の一番近くにある、ホーム中のホームの店と呼んで差し支えないほど日常的に利用しまくっていたカインズホームFC大曲店(北広島市)まで足をのばしてきました。

 そのついでに、ウチから一番近い……と言ってもいくつもの町を越えてこなければならない松屋 里塚店へとやって来ました。※松屋ぁ、千歳のほうにも一軒つくってくれぇぇぇぇプリーィィィズ

 実はこの松屋、両隣を回転寿司のトリトンとラーメンのすみれという二大超有名店に挟まれているというすさまじい立地にあります。ちなみに私の元通勤路沿いの店舗でもあります。

 来店のお目当てはコレ、巷でウワサのシュクメルリを食しにやって来たのです。あんまりメディアが騒ぐので、どうしても気になってしまってつい……。

 このシュクメルリ、いろんな意味でクセが極めて強いです。もうすでに湯気が……

①においがすごい

 評判通りのすさまじいニンニク臭です。まさにチーズフォンデュ+ニンニク汁そのものといった風味で、食事中常に鼻と口内をニンニクの塊でブン殴られ続けている感覚です。私はニンニク臭には特に抵抗はないので「こういうものだ」と受け入れていたのですが、少しでもニンニクがダメな人にとっては凶器ともなりえるぐらいに強烈なスメルですので、近づかない方が賢明です。

➁メチャクチャ熱い

 配膳時に店員さんから「鍋がすげー熱いから気をつけな」と注意されるとおり、その鉄鍋の下では固形燃料がギンギンに燃え盛っております。ですから具が常にグラグラと煮えたぎっている状態です。これがシャレにならないほど熱いです。いざ食べようと思ってもフーフーが止まりません。冷却が追い付きません(特に鶏肉)。仕方なく見切り発車で口に入れると軽くヤケドします……。一口食べるごとにニンニクパンチと軽いヤケドを1セットずつくらいます。ここがアメリカだったら客全員から訴訟を起こされるぐらい凶悪なコンビネーションです。なぜ、なぜにこんなにも熱くしたがるの……。※猫舌なのでちとつらかったです

③だけどおいしい

 というワケで、へなちょこな私にとってはかなり攻撃的な食べ物となっているのですが、もともと「ホワイトシチューはゴハンにかけて食べる存在以外のなにものでもない」という育ちの身ですし、シュクメルリがゴハンのオカズとして主役を張れるように濃い味に作られている関係上、クセの強さを上回るメリットとしてのおいしさの信頼性が確実に存在することを確認できました。

④人をとても選ぶ

 とは言え、そのアイデンティティたる強烈すぎるニンニク成分が人を選ぶのは間違いないです。ニンニク臭はもとより、嗅覚が鋭敏な人、それに食後の胸やけと胃もたれが発生する可能性も考えられます。

 というワケで、私としましてはリピートするのもやぶさかではないほどのおいしさだったのですが、もし次があるとしたら今度はテイクアウトにしてせめて熱さの攻撃性だけは抑えたいと考えております。

 なお、他の人に勧めるようなことは基本的にないかと思います。ニンニク好きな人や”強そうな人”にはチャレンジメニューとしてけしかけてみることはあるかも知れませんが……。

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