あ、そうだ

 先日、妊娠と解任(ダブルミーニング)をお伝えした私のスマホ・モトローラg30なんですが、処分するのが面倒でほったらかしにしていたところ、ふと自分が修理技術者のスキルを持っていたことを思い出し(忘れるぐらいどーでもいい資格だった)、まるっと処分するよりもバッテリーだけを修理した方が面倒(※)がなくていいかもしれないと思いなおしてAmazonで新品バッテリーと治具セットを¥2,000ちょっと(やしぃー)で購入してみました。※情報機器の処分は心労のほうの負担がデカいので

 

 さて、それじゃさっそく分解から。ウチには会社で使っていた専用のホットプレート(通称)なんて設備はないので、フツーにドライヤーで温めて液晶パネルの両面テープをぬくめます。ゴォゴォうるさ~い。

 

 で、いい感じにぬくめたら液晶パネルに治具の吸盤を貼って筐体からちょびっとだけ引きはがします。その隙間にピックとドライバーを突っ込んで、あとはコジコジしてパネルをはがしていきます。

 

 はい、そうして液晶パネルと筐体とリアカバーの3枚におろすことができました。

※g30のバッテリー交換に液晶パネルまで剥がす必要はなかったみたいです……。tehehe

 

 妊娠したバッテリー。これでだいたい20週ぐらいの状態ですかね。臨月まで行っちゃうとリアカバーが完全に浮いて外れちゃうほど膨張します。見るもおそろしい状態なんですよ。

 

 新品のバッテリーと交換します。ここで旧バッテリーを筐体のアルミフレームに固定している超強力両面テープをはがす作業が地味に恐怖です。膨らんだバッテリーをこじって力技で取り外すので……。

 

 バッテリーを交換したらすぐに筐体を閉じます。

 

 仮組み状態で各種ボタン・液晶・スピーカー・各種センサー・通電などの動作をチェックします。結果がOKなら本組みします。

 

  全ての動作テストをパスしたので作業は無事完了です。

 といっても一度反り返ってしまったボディは元には戻りませんし、もう次に買ったモトローラg53yを使い始めているためとくに使う目的はないのですが、まぁオブザーバーとしてベンチウォーマーぐらいにはなってくれることでしょう。